ウチの娘は、彼氏が出来ない!! 1話感想 あくまでフィクション
お疲れ様です。
2021/01/13 22:00スタート ウチの娘は、彼氏ができない!! 1話感想です。
ネタバレがほとんどなので、苦手な方は注意してください。
あらすじ
主人公の水無瀬碧(菅野美穂)は、恋愛小説で一世を風靡した小説家。
しかし、新規開拓で連載を始めたミステリー小説が打ち切りに。
売れっ子時代の浪費癖も抜けず、母子家庭で娘は私立大学、極めつけには高級マンションのローン。家計はひっぱくしていた。
新しく碧の担当となった橘漱石(川上洋平)は、『恋愛小説であれば出版しても良い』と碧に告げる。
しかし、碧は恋愛から離れて久しく、恋愛小説を書くことができない。
趣味に没頭し、恋愛に興味がない。
恋愛小説を書けないと嘆く碧のため、空は『私が恋をして、それをネタに小説を書けばよい』と宣言。
空がとうとう恋愛に興味を持った!と喜ぶ碧だが、執筆にはやはり碧自身も恋をしなくてはならない、と考える。
そんなとき、たまたま出会った整体師の渉周一(東啓介)にときめきを覚える。
だが渉は、空にも慕われている男性。
母・碧、娘・空、そして渉の三角関係が幕を開けたのだった。
感想
今期で一番、ドラマっぽいドラマかな~と予想していました。
だけど、全く予想と違った。
そりゃ「私たちはどうかしている」ほどシリアスとは思ってないけど、「この恋あたためますか」ぐらいのバランス型かなあと思ってたんです。
それが蓋をあけたら「親バカ青春白書」だった、みたいな。
丁度小説家の親と娘だしね。
だけどね、私そんなに嫌いじゃないです。これはこれでアリかなあ。
タイトルが悪いんですよね。「彼氏が出来ない」って、だから?ってなるでしょ。
この時代に、「ただの国語教師」のコンプラよりもっとデカイ地雷踏み抜いてるじゃないですか。
異性愛前提、恋愛は当然、腐女子は恋愛に興味ないのが普通・・・・・・みたいな描写、いらついたり傷ついたりした人も居ると思います。
碧って多分恋愛体質なんですよね。
青春の真ん中に恋愛があったタイプ。
だからこの世界で、碧みたいなタイプもまた異端だと思うんです。
そりゃ「我々が多数派だ」みたいな顔はできるけど、いつまでも恋愛の話してたり、娘の事情に踏み込む人を白い目で見る人も居ると思う。
だからこそ、ゴンちゃん(沢村一樹)とか「あいつ、イケメン好きだからなあ」みたいな半笑い、半貶しみたいな発言が出る訳じゃないですか。
だからある意味、少数派と少数派を描いてるように見えました。
ゴンちゃんに碧が「セックスとかしなくて良いんだよね」って言ったところとか、それでも結婚はしたい、結婚という形に意味があるようなところ。あれは個人的に好きでした。
セックスはしたくなくても、たとえ母でも、これから結婚はしたいな、みたいなさ碧の願望が垣間見えて。
あと、旧編集者が「女は働いても働いても偉くなれないってわかったので」ってハッキリ言ったところ、ちょっとスッキリしました。変えていかないとですね。
思っていたよりかなりコミカルでしたけど、自分は次も楽しみです。
ゴンちゃんと碧の関係性がすごい好きだったので。
恋愛に発展しそうでしない、そうなる機会もあったのに、なんとなく友達、みたいな関係性すっご~~~~い好きです。
あと入野光(岡田健史)と空の関係性は、これから楽しみだなあ。
エンディングも好きでした。主題歌と言う意味でも、映像という意味でも。
余談
橘漱石
でも橘漱石さ・・・・・・彼女いるのに「おいで」って・・・・・・それはクズっすよ・・・・・
あと公式サイトで「雰囲気イケメン」って紹介されていますが、普通にイケメンでは?
前髪が目に刺さってるだけなのか?
腐女子
空さぁ・・・・・・R-18の本を外から見えるように持ち運ぶのは、腐女子どうこう以前にだめでしょう・・・・・・
あと碧もね、「男同士がいちゃいちゃしてる漫画」って、言い方がもっとあるでしょう・・・・・・ちょっと焦りましたもん、アウトアウト!っていう。。
菅野美穂
か~美しい! 可愛い!
菅野美穂さん出演作ってそんなに見たことなかったんですが、コミカルな役すごいですね! 浜辺さんの「わたどう」からの高低差もすごいけど・・・・・・
すっごい好きになりました。結婚して欲しい。二番でいいですから。
岡田健史
最近見た岡田健史が、MIU404だとか映画「望み」だとか、物静かだったり落ち着いた役が多かったので、THE!若者!って感じの岡田くんに感動しました。
ワ~!髪の毛遊ばせてるジャン!^^ みたいなね。わかるでしょ?わかりますよね?
笑顔が本当にかわいいですね、彼。