佐野のゴリ推し

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ボス恋 1話感想 恋つづとの違い

お疲れ様です。

2021/01/12(火) 22:00~から始まった、オー!マイボス!恋は別冊で の感想です。

ネタバレだらけです。

 

 あらすじ

 主人公の鈴木奈美(上白石萌音は田舎出身の安定志向の新卒。

東京に行った幼馴染を追いかけて上京。

音羽堂出版社・備品管理室の面接の日、スーツを汚してしまう。

そんなとき潤之助(玉森裕太にスーツを見繕ってもらい、なんとか面接に間に合うも不採用。

 

 しかし、潤之助のコーディネートがおしゃれだったことで新しく創設されるファッション雑誌の編集部へと配属される。

簡単な事務仕事と聞いていたのに、パリから呼び寄せられたカリスマ編集長・宝来麗子(菜々緒にこき使われる日々。

カルチャー誌担当から引き抜かれた中沢(間宮祥太朗など周りは敏腕編集者ばかり。

 

元々ファッションに興味もなく、野心もゼロなので、すぐにくすぶる。

更には幼馴染が実は結婚すると発覚。

失意のどん底だが、潤之助に「夢なんてなくても良いんじゃない?」と言われ少し回復。

更に同僚のミスを庇って奮闘している内に、やめるのをやめることに。

 

そんなとき、潤之助からお見合いを断るため彼女のフリをしてほしいと頼まれる。

何度も助けてもらっているので引き受けると、待ち受けていたのは潤之助の姉。

しかしそれは、鬼編集長宝来麗子だったのだ。

 

 感想

以前放送された「恋は続くよどこまでも」と同じスタッフと主演のドラマ。

てっきり甘々なドラマなのかと思いきや、結構ハードなお仕事ドラマでした。

 

別世界から飛び込んで、厳しい言葉に打ちのめされてからの回復・・・・・・というのは、同じ枠で前期に放送されていた「この恋あたためますか」の井上樹木(森七菜)を思い出しました。

くすぶって、また立ち上がる。

この枠のヒロインは守られる方じゃない

 

個人的には「麗子ひどすぎな~い」「普通や人並っておこがましいのかよ~」と思ってしまったので、立ち直った奈未を尊敬です。

あと22万のスーツ、時間ないとはいえ買うかな・・・・・・とは思った。

あれが採用に繋がるわけだから、必要な伏線ではあるけども。

2万2000円でも痛い出費の安定志向が、22万・・・・・・?

 

心に残ったキャラは三人。

 

中沢涼太(間宮祥太朗

あいつかっこよすぎません?

「日本語通じねえ奴にうろつかれると困るんだよ(うろ覚え)」って言いながらファッション用語辞典渡すって・・・・・・惚れました

言い方はキツいけど努力家だしさ~一緒に頭下げるしさ~。

カルチャー誌から別ジャンルに来るってことは、仕事できるんでしょう。

あと前期までリモラブ(2020冬日テレ)を見ていたので、きっとかませ犬であろう間宮祥太朗にもう切なくなりました。

ヒロインと結ばれない呪いでもかかってる?

 

 

宇賀神慎一(ユースケ・サンタマリア

ユースケ・サンタマリアって何やっても胡散臭いんだと思ってました。

すみません。私が間違ってました。

「出来る奴」「ちょっと真面目」っていうのが佇まいと話し方で醸し出されてる。

いやかっこいいですわ。推せる。

おじ萌え的なのと一番かけ離れてると思ってたから衝撃でした。

麗子は宇賀神に惚れてるのか? さらにあの謎の女は?

スピンオフでも作られそうな、物語のある男です。

 

鈴木多未(山之内すず)

演技上手でビビった。

 

 恋つづとの違い

私は恋つづを甘々糖度マシマシと思っているのですが、ボス恋1話はお仕事ドラマでした。

恋あたで仕事要素物足りなかった勢なので、これは嬉しい誤算。

もちろん恋つづも、看護師として、医者としてみたいな部分は書かれてる。

でもそれ以上の密着シーンがさ・・・・・・インパクト抜群だったじゃんすか。

新型コロナウイルスも関係してるのか、ボス恋1話は密着はそんなに(橋での潤之助とのシーンぐらいか)。

 

だけど、ボス恋は奈未と潤之助だけの物語じゃない。

題名には『ボス』。宝来麗子も大きな役割を担ってる。

天堂のツンの部分だけ抽出したような麗子で、中沢もツンだから甘さはすべて潤之助担当。

 

恋つづが恋は続くよ、なのに対してボス恋は恋も仕事も、なのかなと思いました。

 

麗子のツンに対して、奈未ははっきりとNOと言う。

そこには恋愛感情もなく、フラットに接しているからというのもあるでしょう。

もしかすると、イラっとする視聴者もいるかも。

だからこそ潤之助の甘さは、麗子と奈未の関係性へのクッションに感じます。

 

甘さが見どころで、糖度マシマシの恋つづと比べると、ときめきが足りないという意見があるかもしれない。

でも、潤之助の「夢ってなくちゃいけないのかな」って言葉。

あれに救われた視聴者も確かにいると思います。

私はちょっと救われた。

 

愚痴るし、くすぶるし、でもまた立ち上がる。

期待より面白そうなドラマでした。

 

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